『日常』『CITY』の漫画家あらゐけいいち、創作の秘密を語る!「聞くほぼ日」でポッドキャスト配信開始
漫画家あらゐけいいち氏が語る「ものづくりの哲学」
人気漫画『日常』や『CITY』で知られる漫画家あらゐけいいちさんが、WEBサイト「ほぼ日」が提供するオリジナル音声番組「聞くほぼ日」の「ものをつくるときに、気をつけていること」に登場しました。この番組では、ゲストが自身の「ものづくり」について語ります。
あらゐさんは今回、自身の好きなものを作る姿勢や「作品ファースト」という創作への思いについて深く語っています。さらに、漫画家になるまでの道のりや、大好きなRPG『MOTHER』への熱い思いも明かされています。

全4回にわたるこの配信は、本日より「聞くほぼ日」のポッドキャストやYouTubeで視聴可能です。番組タイトルと各回のイラストは、あらゐさん自身が描き下ろしています。
「ものをつくるときに気をつけていること」あらゐけいいちさん登場回はこちらから聴けます。
https://www.1101.com/kiku_hobonichi/mono/index.html
各回のテーマと内容
第1回「自分の好きなものをつくる」
あらゐけいいちさんが最初に挙げた「ものをつくるときに気をつけていること」は、「自分の好きなものをつくる」こと。自身の作品への合格基準は「好きかどうか」という、クリエイターにとって根源的な問いに対する答えが語られます。

第2回「作品ファースト」
二つ目のテーマは「作品ファースト」。作品を第一に考え、作者としてその邪魔をしないようにするという哲学が語られます。読者が作品の世界に没入することを最優先する姿勢と、それでも作品から滲み出る作者の人柄について深く掘り下げています。
第3回「あのころ」
休憩中に語られたあらゐさんの過去のエピソードが、急遽録音されることになりました。漫画家になるまでの道のり、十代から二十代にかけての経験が、どのように現在の作品に活かされているのかが明らかになります。
第4回「なんか好き」
最後に語られるのは、あらゐさんが心から愛するゲーム『MOTHER』について。小学生の頃にこのゲームから感じた「なんか好き!」という感覚が、その後の創造活動の大きな基盤となったそうです。今後の活動についても触れられています。
あらゐけいいちさんプロフィール
1977年群馬県生まれ。2006年に「コミックフラッパー」で『日常』の連載を開始し、代表作の一つとなります。2016年からはもう一つの代表作『CITY』の連載を開始し、こちらは今年アニメ化され大きな反響を呼びました。
株式会社ほぼ日が発行するRPG『MOTHER』のオフィシャルトリビュートコミック『Pollyanna』にも作品を寄稿しています。
「聞くほぼ日」とは
WEBサイト「ほぼ日」の多様なコンテンツをオーディオ化するプロジェクトです。これまでに出版された書籍のオーディオブック化や、オリジナルの音声コンテンツ制作にも取り組んでいます。

これまで「ものをつくるときに気をつけていること」には、脚本家の森下佳子さん、ゲームクリエイターの桜井政博さん、絵本作家・イラストレーターのヨシタケシンスケさんなど、様々な分野のクリエイターが登場しています。
過去のゲスト回はこちらから
森下佳子さん:https://www.1101.com/kiku_hobonichi/mono/01_morishita.html
桜井政博さん:https://www.1101.com/kiku_hobonichi/mono/02_sakurai.html
ヨシタケシンスケさん:https://www.1101.com/kiku_hobonichi/mono/03_yoshitake.html
「聞くほぼ日」公式サイト:
https://www.1101.com/kiku_hobonichi/
私的コミックアーカイブ 
