アミューズが2025年を振り返る！マンガ・Webtoon発のIPがアニメへ本格始動、大ヒット映画も誕生

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2025年の主なトピックス

1. 新たな才能との出会いを求めて、新人発掘オーディション続々開催

創立50周年に向けた成長戦略の一環として、2024年10月1日付で組織改編・会社分割を行い、アーティストマネージメント事業では社内カンパニー制を導入しました。これにより新設された9つのプロダクションのうち、3つのカンパニーがそれぞれの形で新人発掘オーディションを開催。未来のスターを発掘する熱意が感じられます。

プロダクション6 『AMUSE AUDITION 2025 「It’s ME～心躍る人生～」』

ジャンルにとらわれないオーディションとして開催され、俳優、バラエティ、アナウンサー、モデル、ダンサーなど、多様な才能を募集。合格者たちは歌・ダンス・演技のレッスンに励んでいます。
▽アミューズ人／プロダクション６ [前編] https://www.amuse.co.jp/topics/2025/01/post_266.html
プロダクション4「Brightオーディション2025」

アミューズ初の新グループ候補生オーディションとして、グループ活動に興味のある10歳〜18歳を対象に開催されました。令和初のボーイズグループ「The Right Light（ザ・ライトライト）」のプレデビューLIVEとの2部構成で行われ、5名の合格者が選ばれました。The Right Lightは11月にデビューし、今後の音楽シーンでの活躍が期待されます。
▽アミューズ人／プロダクション４ [前編] https://www.amuse.co.jp/topics/2025/07/_bright2025the_right_light.html
プロダクション5 『AMUSE Audition 2025-26 「私が撮りたかった俳優の原石展」』

写真展「私が撮りたかった女優展／俳優展」とのコラボレーションにより、女優・俳優発掘オーディションが開催されました。ファイナリストは世界的フォトグラファー濱田英明氏の撮影を通して「まだ見ぬ自分」を見つけ出すという、ユニークな試みが行われています。2026年初春のグランプリ発表が待たれます。
▽アミューズ人／細田佳央太×新入社員クロストーク [前編] https://www.amuse.co.jp/topics/2025/08/post_273.html

2. 周年を迎えたアーティストたち

2025年は、多くのアミューズアーティストがアニバーサリーイヤーを迎え、精力的な活動を展開しました。デビュー35周年の福山雅治は、約7年ぶりのドームライブで20万人を動員し、長年のファンとの絆を深めました。

Perfumeは結成25周年、メジャーデビュー20周年を記念し、東京ドームで「Perfume ZO/Z5 Anniversary “ネビュラロマンス” Episode TOKYO DOME」を開催。年内をもって活動を一時休止し、“コールドスリープ”に入ることを発表しましたが、さらにパワーアップした姿での再会を約束しました。

アミューズオフィシャルYouTubeチャンネルでは、BEGINのデビュー35周年記念インタビューや、吉高由里子のデビュー20周年記念インタビューが公開されており、彼らの軌跡や想いを深く知ることができます。

「A!PRESS」アミューズオフィシャルYouTubeチャンネル内オリジナルコンテンツ
- 「BEGIN デビュー35周年記念インタビュー」
  https://youtu.be/Td1lbZPl8ZU
- 「吉高由里子デビュー20周年記念インタビュー」
  https://youtu.be/A4NiY2sBX0w

3. BABYMETAL、結成15周年に日本人グループ初の快挙を達成

結成15周年を迎えたBABYMETALは、イギリス・ロンドンのO2アリーナでの単独公演をSOLD OUTで完遂し、日本人グループとして史上初の快挙を達成しました。さらに、4thアルバム『METAL FORTH』は全米総合アルバムチャート（Billboard 200）で初登場9位を記録し、これも日本人グループ初のTOP10入りという歴史的偉業となりました。2026年1月にはさいたまスーパーアリーナでの公演も控え、国内外でのさらなる活躍が期待されています。

▽アミューズ人／BABYMETALプロデューサー・KOBAMETAL［前編］
https://www.amuse.co.jp/topics/2025/08/babymetalkobametalbabymetal.html

4. IP開発はアニメ分野が本格始動／アミューズクリエイティブスタジオ

マンガ愛好家が特に注目したいのが、IP開発事業と映像・舞台製作事業を担うアミューズクリエイティブスタジオの動きです。Webtoonやマンガのオリジナル作品数が順調に増え、ドラマ化の実績も着実に重ねてきました。アミューズグループの強みは、単に原作を制作するだけでなく、ドラマ化の際のキャスティング、主題歌、挿入歌まで総合的に提案できる点にあると語られています。

そして2026年1月には、今村翔吾原作のアニメ『火喰鳥羽州ぼろ鳶組』の放送が決定。豪華声優陣が名を連ねています。さらに、中国の大手動画配信サイト「bilibili」との共同企画・プロデュースで、Webtoon作品『エレキシード(ELECEED)』のアニメ化と世界配信も決定しました。これにより、アミューズのIP開発におけるアニメ分野での展開が本格的に始動することになります。マンガやWebtoonがどのようにアニメとして世界に羽ばたいていくのか、今後の展開から目が離せません。

▽アミューズ人／IP開発を軸にしたアミューズクリエイティブスタジオ
https://www.amuse.co.jp/topics/2025/10/ip_1.html

5. 映画『国宝』の記録的大ヒット

歌舞伎を題材に吉沢亮が主演を務めた映画『国宝』は、観客動員数約1,231万人、興行収入173.7億円を突破（2025年11月24日時点）し、邦画の実写作品として22年ぶりに歴代最高興行収入を更新する記録的な大ヒットとなりました。吉沢亮は「第17回TAMA映画賞」や「第50回報知映画賞」で最優秀男優賞を受賞するなど、その演技が高く評価されています。また、『国宝』は米アカデミー賞国際長編映画賞とメイクアップ＆ヘアスタイリング賞の候補作品にも選出され、世界的な展開にも期待が高まっています。