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是枝裕和監督の全貌に迫る!国立映画アーカイブで大規模特集上映「映画監督 是枝裕和」開催

映画監督 是枝裕和:国立映画アーカイブで大規模特集上映が決定

一作ごとに社会に問いかけるテーマと繊細な映像表現で、国内外から高い評価を受ける映画監督、是枝裕和氏。その30年におよぶキャリアの全貌を振り返る大規模な特集上映「映画監督 是枝裕和」が、国立映画アーカイブと株式会社分福の共同開催により、2026年6月2日(火)から28日(日)まで開催されます。

是枝裕和とは?国内外で評価される映画作家の魅力

1995年に初の長編劇映画『幻の光』を発表して以来、是枝裕和監督はドキュメンタリー制作で培った手法を活かし、独自の映画世界を築き上げてきました。2018年には『万引き家族』が第71回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルム・ドールを受賞するなど、その作品は国際的にも大きな注目を集めています。

今年は、綾瀬はるか氏と大悟(千鳥)氏が出演する『箱の中の羊』(5月29日より全国公開)や、藤本タツキ氏の同名漫画を実写映画化した『ルックバック』の公開も控えており、その創作活動はとどまることを知りません。

本企画は、是枝裕和監督のフィルモグラフィー全体に焦点を当てた国内初の大規模特集上映であり、長編映画だけでなく、初期のTVドキュメンタリーやTVドラマなど、計24プログラム(30作品)が上映され、監督の多岐にわたる作家像を深く掘り下げます。

初期TVドキュメンタリーから最新作まで!30年の軌跡をたどる上映作品

今回の特集上映では、是枝監督の約30年にわたる創作活動の軌跡を一挙にたどることができます。

カンヌ受賞作『万引き家族』から新作『ルックバック』まで

新たな才能の出現を印象づけた長編映画第1作『幻の光』(1995年)から、脚本家・坂元裕二氏とのタッグが話題を呼び、第76回カンヌ国際映画祭で脚本賞およびクィア・パルム賞を受賞した『怪物』(2023年)まで、是枝監督の全長編映画が網羅されます。特に、全長編映画のうち11作品については、新たにニュープリント・DCPが作製されており、より鮮明な映像で作品を鑑賞できる貴重な機会となるでしょう。

スクリーンで蘇る初期ドキュメンタリーとTVドラマ

是枝監督自身が「その後の僕を方向付けた」と語る初期TVドキュメンタリー2作品「しかし…福祉切り捨ての時代に」(1991年)、「もう一つの教育~伊那小学校春組の記録~」(1991年)が特別上映されます。また、映画以上にTVドラマを原体験とする監督が初めて手がけた連続TVドラマ「ゴーイング マイ ホーム」(2012年)全10話が、国内で初めてスクリーン上映される点も大きな見どころです。

上映作品一覧(一部抜粋)

  • 『幻の光』(1995)

  • 『ワンダフルライフ』(1999)

  • 『誰も知らない』(2004)

  • 『歩いても 歩いても』(2008)

  • 『空気人形』(2009)

  • 「ゴーイング マイ ホーム」(2012)全10話

  • 『そして父になる』(2013)

  • 『海街diary』(2015)

  • 『万引き家族』(2018)

  • 『怪物』(2023)

  • 是枝裕和初期TVドキュメンタリー作品集

豪華ゲストが登壇!是枝監督を語るトークイベントも必見

上映期間中には、是枝監督と豪華ゲストによるトークイベントも実施されます。

  • 井浦新氏(俳優):『ワンダフルライフ』(1999)、『DISTANCE』(2001)など是枝作品をきっかけに映画界での足場を固めた俳優。

  • リリー・フランキー氏(画家、作家、俳優):『そして父になる』(2013)、『万引き家族』(2018)などで比類なき存在感を発揮。

  • 内田也哉子氏(エッセイスト):多くの是枝作品に出演した樹木希林氏を母にもつ。

  • 山崎裕氏(撮影監督)、瀧本幹也氏(写真家、映像作家):是枝作品の映像表現に多大な役割を果たしてきた。

など、是枝作品に深く関わりのある方々が登壇し、作品の魅力や制作秘話が語られる貴重な機会となるでしょう。

是枝裕和監督の最新作情報!注目の『箱の中の羊』と漫画原作『ルックバック』

特集上映と並行して、是枝裕和監督の最新作も注目を集めています。

『箱の中の羊』

第79回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品されたこの作品は、息子を亡くした夫婦がヒューマノイドを迎え入れるという、是枝監督らしいアクチュアルなテーマを扱っています。綾瀬はるか氏と大悟(千鳥)氏が出演し、2026年5月29日(金)より全国公開予定です。

公式サイト:https://gaga.ne.jp/hakononakanohitsuji/

『ルックバック』

藤本タツキ氏の同名漫画を実写映画化した『ルックバック』も2026年に公開が控えています。漫画ファンにも注目されるこの作品で、是枝監督が原作の世界観をどのように映像化するのか、期待が高まります。

公式サイト:https://k2pic.com/film/lb

開催概要

  • 企画名:映画監督 是枝裕和(英題:Hirokazu Kore-eda Retrospective)

  • 会期:2026年6月2日(火)-28日(日) ※月曜休館

  • 会場:国立映画アーカイブ 長瀬記念ホール OZU(2階)

  • 主催:国立映画アーカイブ、株式会社分福

  • HPhttps://www.nfaj.go.jp/film-program/kore-eda202606

  • 問合せ:050-5541-8600(ハローダイヤル)

  • チケット:一般1300円、高校・大学生・65歳以上1100円、小・中学生900円、障害者(付添者は原則1名まで)・キャンパスメンバーズ800円

是枝裕和監督の多岐にわたる作品群を一挙に鑑賞できるこの機会に、ぜひ国立映画アーカイブへ足を運んでみてはいかがでしょうか。

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