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縦スクロールコミックの新たな才能が輝く!「タテスクコミック大賞」&「まんが甲子園タテスクバージョン」授賞式レポート

縦スクロールコミック界に新星誕生!「タテスクコミック大賞」&「まんが甲子園タテスクバージョン」授賞式レポート

スマートフォンで気軽に楽しめる縦スクロールコミックは、今やマンガ愛好家にとって欠かせない存在です。そんな縦スクロールコミックの新たな才能を発掘する祭典、「第5回オールKADOKAWAによるタテスクコミック大賞」と、高校生を対象とした「まんが甲子園タテスクバージョン2025」の授賞式が、2025年12月13日に開催されました。

授賞式の様子

縦スクロールコミックの未来を担う二つの賞

「オールKADOKAWAによるタテスクコミック大賞」は、KADOKAWAの37編集部が総力を挙げて審査する、縦スクロールコミックの新人賞です。第5回となる今回は、大賞1作品を含む全14作品が受賞しました。

タテスク大賞ロゴ

そして今年初開催となった「まんが甲子園タテスクバージョン2025」は、高校生向けの縦スクロールコミックコンテストです。高知県が主催する「まんが甲子園」の理念を受け継ぎ、KADOKAWAが主催、高知県とまんが王国・土佐推進協議会が共催しました。KADOKAWAタテスクコミック編集部と集英社ジャンプTOON編集部が審査を行い、優秀賞を含む全3作品が受賞しています。

まんが甲子園タテスクバージョンロゴ

授賞式の熱気と受賞者の喜びの声

授賞式では、まず「第5回オールKADOKAWAによるタテスクコミック大賞」の受賞者が表彰され、続いて初の開催となる「まんが甲子園タテスクバージョン2025」の受賞者である高校生たちが登壇。賞状や盾、目録が授与されました。

授賞式集合写真

「まんが甲子園タテスクバージョン2025」で優秀賞を受賞した米子高校漫研部の皆さんは、まんが甲子園本選出場を逃した後に顧問の先生から声をかけられ、縦スクロールコミックに挑戦したと語りました。チームメンバー4名のうち3名が1年生という構成で、部長の森田さんは「1年生たちとコミュニケーションをとってチームをまとめるのが大変だったけれど、交流を深められて楽しかった」と、チーム制作の喜びを語っています。受賞作がカドコミに掲載されたことについても、「みんなで頑張って作った作品を見てもらえることは率直に嬉しい」と喜びをあらわにしました。

米子高校漫研部の皆さん

タテスクコミック賞を受賞したさちこさんは、応募作で「特に楽しかったことは表情を描くこと、苦戦したことはコマやセリフの配置」と制作の裏側を明かしました。インターネット上に作品を発表するのが初めてだったため、カドコミに受賞作が掲載されたことに感動したそうです。

ジャンプTOON賞を受賞したちりたろうさんは、夏休み中に何か賞に応募したいと考えていたところ、「10コマから・未完でもOK」という本賞の応募要項を見てチャレンジを決意。受賞作はジャンプTOONに掲載され、早速読者からのコメントも寄せられているとのことです。

注目の受賞作をチェック!

「第5回オールKADOKAWAによるタテスクコミック大賞」の大賞および部門銀賞、「まんが甲子園タテスクバージョン2025」の優秀賞およびタテスクコミック賞はKADOKAWAの漫画サービス「カドコミ」に、また「まんが甲子園タテスクバージョン2025」のジャンプTOON賞は集英社の漫画サービス「ジャンプTOON」に、それぞれ2025年12月13日より掲載されています。

タテスクコミック大賞結果発表イメージ

第5回オールKADOKAWAによるタテスクコミック大賞 受賞作(抜粋)

その他奨励賞、最終候補作の詳細は公式サイトで確認できます。
https://promo.kadokawa.co.jp/tatesc/winners.html

まんが甲子園タテスクバージョン2025 受賞作

タテスクコミックとは?

「タテスクコミック」は、スマートフォンで気軽に読める縦スクロール型のコミックレーベルです。KADOKAWAの人気タイトルから、オリジナル連載まで、色鮮やかなフルカラーで制作された日本発の縦スクロール型コミックを、国内外に向けて多数配信しています。

KADOKAWAタテスクコミックロゴ

公式サイトやSNSでは、最新情報や作品が紹介されています。

新しい表現に挑戦するクリエイターを募集中!

KADOKAWAのタテスクコミック編集部では、縦スクロールコミックという新しい表現の創造に挑戦してくれる漫画家を募集しています。年齢や受賞歴、執筆歴による制限はなく、デビューを目指す新人から、新しいステージを求める経験者まで、幅広いクリエイターからの応募を歓迎しています。興味のある方は、ぜひこの機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。