お気に入りマンガの感想のようなブログです【一部ネタバレあり】

『チ。─地球の運動について─』作者・魚豊氏、日本漫画の「生産様式とその限界」を語る特別講演会を京都精華大学で開催

魚豊氏が語る、漫画業界の「今」と「これから」

魚豊氏は、代表作『チ。─地球の運動について─』で「第26回手塚治虫文化賞」マンガ大賞を受賞したほか、「マンガ大賞2021」第2位、「このマンガがすごい!2022」オトコ編第2位など、数々の栄誉に輝いています。累計発行部数は550万部を突破し、TVアニメ化もされるなど、その影響力は計り知れません。

今回の講演では、日本漫画の制作スタイルを起点に、過去から現代に至る漫画業界の変遷を魚豊氏自身の視点から語ります。漫画業界の最前線で活躍する氏ならではの視点から、現代の漫画業界が抱える実情や、その「限界」について深く掘り下げられる予定です。普段なかなか聞くことのできない、漫画制作の裏側や業界の課題に触れることができる、またとない機会となるでしょう。

ファシリテーターは、京都精華大学マンガ学部新世代マンガコース教員の田中圭一氏が務めます。

漫画家 魚豊さんに聞く 日本漫画の生産様式とその限界

講演会概要

  • 日時: 2026年1月22日(木)開場17:30、開演18:00

  • 会場: 京都精華大学 明窓館大ホール(京都市左京区岩倉木野町137)

  • 対象: 学内者のみ(申込不要)

  • 主催: 朝日新聞社

  • 登壇者: 魚豊

  • ファシリテーター: マンガ学部新世代マンガコース 田中圭一

京都精華大学について

京都精華大学は、「表現で世界を変える人」を育てることを理念とする大学です。人文学部、メディア表現学部、芸術学部、デザイン学部、マンガ学部の5学部と大学院を有し、多様な表現活動を通じて社会に貢献する人材を育成しています。特にマンガ分野では、数多くのクリエイターを輩出しており、日本のマンガ文化を牽引する存在です。