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マンガの未来が集結!関西発クリエイターイベント「ツクリテサミット」が大盛況で閉幕

マンガ業界を牽引する大手出版社が多数参加

「ツクリテサミット」には、マンガ愛好家なら誰もが知る大手出版社が多数参加しました。集英社の「少年ジャンプ+編集部」や「週刊ヤングジャンプ編集部」、講談社の「週刊少年マガジン編集部」や「ヤングマガジン編集部」、さらには「講談社 クリエイターズラボ/DAYS NEO」といった、クリエイターの夢を応援する部門も出展。

他にも、NTTソルマーレの「シーモアコミックス」やKADOKAWAの「MANGAバル編集部」、マッグガーデンの「MAGKAN」、アース・スター エンターテイメントの「コミックアース・スター」、そしてBookBaseの「ダンガン文庫編集部」など、名だたる企業が名を連ねました。これらの企業が出張編集部を設け、クリエイターとの直接的な交流の機会を提供したことは、参加者にとって大きな魅力となったでしょう。

イベント会場の様子

熱気あふれるトークセッションと活発な交流

会場では、漫画、小説、イラスト、アニメ、ゲームなど、ジャンルを超えた多くのクリエイターが集結。トークセッション、展示、出張編集部といった多彩なプログラムが展開され、終日活気に満ちた雰囲気でした。

特に注目を集めたのは、業界の第一線で活躍する編集者たちが登壇したトークセッションです。「ジャンプ+編集者が新人作家の疑問に答えます!」や「これからの10年、クリエイターと編集者の関係はどう変わるのか?」、「『出版』の最前線!-崩壊する出版システムを前に 出版社はどこへ行くのかー」、「雑誌週刊連載の意義」といったテーマで、実践的な知見が共有されました。これらのセッションは、クリエイターだけでなく、マンガ業界の「今」と「これから」に関心のあるファンにとっても、非常に興味深い内容であったと考えられます。

来場者からは、「創作を続けるためのヒントが得られた」「新たなつながりが生まれた」といった声が多く寄せられており、クリエイターと企業の貴重な出会いの場となったことがうかがえます。

イベント会場の様子2

今後の展開に期待高まる「ツクリテサミット」

初開催で500人以上の来場者数を記録した「ツクリテサミット」。その成功を受けて、主催のBookBaseは、今後も継続的な開催や新たな企画の展開を検討していくとのことです。関西のクリエイターシーンをさらに盛り上げるイベントとして、これからの「ツクリテサミット」にも大きな期待が寄せられます。

イベントは、株式会社ワコム、南海電気鉄道株式会社、東京ディフェンス株式会社、株式会社まんがたり、株式会社BookBaseの協力のもと開催されました。

ツクリテサミット2025 トークセッション タイムテーブル